憩う神楽坂、私を人休み

神楽坂のこと

私の神楽坂の街のイメージは東京一のお散歩スポット

土日のお天気の日には、老若男女いろんな人が賑やかに行きかうイメージです。

都心の中心部的な位置にありながらも新宿や渋谷とは異なり、行き急ぐ人の姿はなく、人々は皆コーヒーやソフトクリームを片手にのんびり休日を過ごしているような、ゆっくりと時が流れる不思議な街です。

江戸城の外堀の武家屋敷が多く続く時代から、明治時代には料亭が増え芸者の集まる街(花街)として発展し、寄席などの演芸場も栄えていきました。夏目漱石や坪内逍遥といった文豪たちがこの地に住むようになったことも有名です。

神楽坂

大正・昭和には、特に銀座から多くの商人が移り住んできたことで、神楽坂は「山の手銀座」などと呼ばれるほどに発展していきます。花街も東京で最大規模となり、この頃の神楽坂が最も賑わいを見せた時代だったそうです。

戦後の復興後も、昔ながらの石畳の路地や情緒深い料亭・和食店の数々は、今でも都内で一目置かれる存在に。

一方で、ル・コルビュジェに学んだ建築家、坂倉準三による学び舎アンスティチュ・フランセ(旧東京日仏学院)が1952年に開校したことがきっかけとなりフランスとの縁が深まり、神楽坂はパリの街並みを彷彿とさせ”リトル・パリ“とも呼ばれています。

 

近年では、石畳の路地の中にも、街並みを崩さず料亭跡や古民家をリノベーションして新しくOPENする店舗も増え、様々な有名飲食店やショッピング施設が神楽坂通りを中心に立ち並ぶようにもなり、若い世代にとってもグルメスポット、デートコース、お洒落ショッピングスポットとして人気が出ています。

私は神楽坂を歩く時、今日はこっちの道を歩いてみよう、駅の出口を変えてみようと、気持ち引かれるほうに知らない道を進んでみます。

取材を受けない隠れ家的なお店が現れたり、いつ空いているのか不明なお店があったり、小さなアトリエに出会えることもあります。たどり着いた古着屋さんで素敵な出会いがあることも。

時には住宅街に入りこんでしまい、迷い迷ってレトロな公園にたどり着くことだってあります。

住宅が続く街並みと言こともあり、全解体が難しく、古民家をそのままリノベーションする店舗が目にとまります。そういったお店は、中に入るとまた全く異なる表情を見せてくれるのでついつい足が進みます。

きっとこの柱は壊せなかったのだろうな。あの照明かなりのアンティーク!絶対今では手に入らないな。なんて、ジロジロ店内を見渡してしまいます。

そこをまたオシャレに現代風に仕上げているデザインが神楽坂ならではの空間で今日は素敵なお店に出会えたな~とランチを楽しんでいます。

是非みなさんも美味しいものを探しついでに、ちょっとマップのルートを外れて、街並みや建物の魅力にも目を向けて神楽坂との出会いを楽しんでみてください。

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icoco

icoco

ライター / インテリアデザイナー

ikofuの内装担当 インテリア大好きっ娘。神楽坂のオシャレな街並みや雑貨屋さんなどご紹介できたらと思ってます。 最近はグリーンやドライフラワーにハマってます♪

  1. 「PAUL」フランスが本店のパン屋さんでお得なランチ♪

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