憩う神楽坂、私を人休み

人のこと

神楽坂の魅力はココに集まる人にあるのだと思う。

東京にはあちこち面白い街がある。

僕(@ka_zz)が個人的に好きな場所は浅草、西荻窪、そして神楽坂。その魅力をひと言で表すと「人」の面白さに尽きる。そしてもうひとつ。マーケティングの枠組みから外れていること。

企業やメディアの広告ほどつまらないものはない、というのが僕の価値観で、簡単に言えばチェーン店や広告があればあるほどその街の魅力は薄いのである。もちろん上にあげた街でも表通りを歩けばどこにで見かける店がほとんどを占めている。

だから、そんなつまらない表通りからは早々におさらばして裏道へ入るのがいつものパターンなのだ。

神楽坂の表通り

裏通りにはしっかりと面白さが残っている。

それはつまり、面白いお店=面白い人ということだ。

埼玉の田舎からわざわざ東京へ出てくる目的は「食べる」「見る」のどちらかであり、すでに僕から「買う」という選択肢は無くなっているのは、僕自身が変わり者であって、そんな僕の価値観に合うモノをお店で見つけるのが至難の技であるからだ。

涼しいカフェで珈琲を飲みながらiPhoneでサクサクと検索をしたほうが目的のモノが見つかる、そんな時代というわけで東京で食べ物以外の買い物はここ何年もしていない。

ところが神楽坂の裏通りは僕の物欲と食欲を満たしてくれそうなお店がいくつかあるのだ。ということは、それらのお店のご主人たちは僕と同じような変わり者なのだろう。

大量生産、大量消費という経済至上主義を祭り上げてきたマーケティングと呼ばれるものが20世紀の遺物となりかけている現在、次の時代の豊かさと面白さを作っていくのはそんな変わり者の人たちなのだ。

そんなわけでWEBマガジン「ikofu」ではそんな人たちをフィーチャーして、深いところのお話をうかがい記事としてまとめていきたいと思っている。

 

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Kazuaki TANI

Kazuaki TANI

GANAPATI create代表 / ikofu ディレクター

奥秩父の入り口に位置する高麗エリアへ移住し田舎暮らしをしながら「未来へつながる豊かさの探求」をテーマに地域活動やメディアで発信をしている。旅と瞑想と料理が趣味。本業はWEBディレクターとしてHP制作とWEB集客のサポート。

  1. 旅館「和可菜」にまつわる本と神楽坂の今昔について。

  2. 「ディップパレス」インド料理とタイ料理の絶妙なコラボ。

  3. 神楽坂の魅力はココに集まる人にあるのだと思う。

  4. 6年ぶりの神楽坂で感じた東京という街の変化。

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