憩う神楽坂、私を人休み

食べること

「ディップパレス」インド料理とタイ料理の絶妙なコラボ。

大きくてモチモチのナン、種類が豊富で辛さが選べるカレー、サラダがついた日本各地によくあるインド料理店のランチ。実はインドにはそんな料理は存在しない。

あれは、ネパール人が日本人向けに開発したレシピで、日本へ出稼ぎに行くネパール人(職業はさまざま、しかし料理人はほぼいない)が研修を受けてあの料理(ナンとカレーとキャベツのサラダ)を短期で習得するらしい。

そもそもインドには「カレー」という料理すら存在しないわけだから、僕たちが今まで食べていたインド料理もどきはインド人からすれば不思議なものに写ったにちがいないだろう。

以前ニューデリーに滞在した際、わりと高級なエリア(各国大使館などがある)にあるレストランでは、小さい小麦のナンがあって食べたことはある。南インドでも北インドも西でも東でも米や豆が主流で、小麦のナンはどちらかと言えば外国人向けの高級料理のような扱い、という印象だった。

それでも焼きたての大きいナンとカレーの組み合わせは美味しい。

というわけで、神楽坂にあるインド料理店「ディップパレス」のランチをしてきた。

最近ハマっているビリヤニを紹介しよう。

ディップパレスはタイ料理も楽しめるハイブリッドな極美味レストラン。

ディップパレスのいちばんの特徴はインド料理とタイ料理のどちらも楽しめる、それも両方ともかなり美味しい!マニアックすぎる料理ではなく誰も知っている料理なので味馴染みがある。

そして肉好きな人もベジタリアンも同じテーブルを囲んで食事ができるのもいい。

とにかくランチメニューが充実している。

ランチメニューは、皆さんお馴染みの巨大ナン・カレー・サラダのセット。チキンビリヤニのセット。複数のカレーやチキンとごはんを1プレートにしたターリー。タイ料理は、ガパオライス、トムヤンクンヌードル、カオマンガイ、グリーンカレーなどなど。

今回注文したのはビリヤニだ。

1200円+大盛り200円=1400円の贅沢ランチ。

ビリヤニは今後、都内のお店で確実に増える料理

ビリヤニは炊いたお米と具(野菜やマサラ、香草など)を蒸して混ぜ合わせたインドの家庭料理。都内でも人気が高まっていてビリヤニを提供するお店が増えている。

お店のメニューはチキンビリヤニであるが、厨房が忙しくなければ気のいいインド人シェフがベジ仕様で作ってくれる。インドではどこのお店もベジがデフォルトで、肉料理はわりと少数派だ。ヒンドゥー教徒、イスラム教徒、仏教徒、キリスト教徒が入り混じるお国柄で、村や町によってはイスラム教徒の方が多い場所もあったりする。

ヒンドゥーは牛肉はNGでムスリムは豚肉がNGということでベジであれば誰でも食べることができ、お店からすれば手間が省けるということになる。

味は抜群に美味しかった!

都内のレストランということで量は少なめだろう、という予想して大盛りにしたがかなりの量となった。男性ならなんとか食べられるが女性は残してしまうであろう。ふつう盛りで十分に満足できる。

バクバクと食べ進み、途中でレモンを絞って味変。

清涼感が増したことでさらにバクバクと食べる・・

そして完食。

ごちそうさまでした!

最後、ベジバージョンを作ってくれたインド人シェフたちにお礼を言って店をでた。

200%の自信を持っておすすめできる、それがディップパレス神楽坂店。

ディップパレス神楽坂店

アクセス:JR飯田橋駅より徒歩約8分、東京メトロ神楽坂駅より徒歩5分、都営大江戸線牛込神楽坂駅より徒歩約1分
場所:東京都新宿区岩戸町1 M’s神楽坂1F
電話:03-3260-3290
営業時間:ランチ 11:00~16:30 / ディナー 16:30~23:00(L.O.22:30)
定休日:無休
予算:1500〜2000円
駐車場:なし(近くにコインP有)
支払い:現金・PayPay・各種カード
予約:可能

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Kazuaki TANI

Kazuaki TANI

GANAPATI create代表 / ikofu ディレクター

奥秩父の入り口に位置する高麗エリアへ移住し田舎暮らしをしながら「未来へつながる豊かさの探求」をテーマに地域活動やメディアで発信をしている。旅と瞑想と料理が趣味。本業はWEBディレクターとしてHP制作とWEB集客のサポート。

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